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【Box2D】Box2Dを VisualStudio でビルドする

まとめ

  • Box2D の VisualStudio でのビルド方法をまとめた

参考

こちらが大変参考になった.
qiita.com

なのでぶっちゃけ ↑ こちらを見ればOK.
一応一部手順が自分用になっているのでメモを残しておく.

Box2Dを取得する

公式の Github から最新リリース版を取得する.
github.com

2021/7/17 時点での最新リリース版は v2.4.1

zip で取得しても良いし,
clone しても良いが
今回は zip で取得.

のちのち前回用意したDXライブラリの
サンプル環境でBox2Dの描画をしたいので,
解凍パスを統一する.

DxSample があるディレクトリに dependency フォルダを作成し,
その下に解凍.

フォルダ名を box2d-2.4.1 → box2d にリネーム.

つまり,
┬ dependency
└ box2d
┬ DxSample
├ ..
└ VC

のような構成になっていれば良い.

VisualStudio 用の vcxproj や sln を作成する

作成には cmake を使用する.

cmake.org

Download Latest Release から,
Windows x64 版をインストールしておけば良い.

dependency/box2d ディレクトリで, 以下のコマンドを実行.

mkdir build
cd build
cmake .. -G "Visual Studio 15 2017" -A x64

Visual Studio 2017 用 x64 プラットフォームの構成のプロジェクトが作成される.

Visual Studio でビルドする

  • box2d/build/box2d.sln

を開き,
ALL_BUILD をビルドする.

※のちのちDXライブラリのサンプル環境で描画する場合は,
ランタイムライブラリを

  • Release版 「/MD」→ 「/MT」
  • Debug版 「/MDd」→ 「/MTd」

に変更してから ビルドすること.

f:id:gothlab:20210718070931j:plain

サンプルを実行してみる

  • box2d/bin/Release/testbed.exe

を実行する.

なにやらサンプルっぽいものが実行できれば OK.
f:id:gothlab:20210718070728j:plain

以上.

おわりに

サンプル色々みているが楽しい.

DXライブラリのサンプル環境で,
試しに動かしてみて,
デバッグ描画までできたので次回はそれを書く.

  • この記事を書いた人

GOTH

鹿児島県出身,吉祥寺在住の27歳.職業はゲーム会社でプログラマー.趣味はバイク,車,キャンプ,ガジェット,読書,そしてゲーム開発. サイトのテーマはプログラミングとガジェットでライフハック.たまに趣味に関する雑感や記録を残していく備忘録.ツイッターもやってます.
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