- ゲームを作ってみたいけど何から始めて良いのかわからない...
そんな悩みを解決するためにゲームを作る手順を書いてみた.
手順を理解することで,ゲームの作り方をイメージできて,実はそんなに難しいものじゃないことも理解できると思う.
※「面白い」ゲームを作る,というのはすごく難しいことなんだけど..
今回は世界で一番使われているであろうゲーム開発ソフト「Unity」を使う前提で書くけど,どのソフトを使っても同じような手順になる.

ゲームの作り方の大まかな手順
大まかな手順は以下の通り
- いきなり Unity を使って簡易的なグラフィックでゲームの基礎を作る
- 徐々に絵素材や音の素材,UI を付け加えていく
- テストプレイとデバッグを重ねて完成品に近づける
コツは,最初に素材の用意とかを始めるんじゃなくて,簡易的なグラフィックでゲームそのものの「遊び」部分を作ってしまうこと.
面白いゲームは「豆腐(真っ白な直方体)」のグラフィックで作っても面白いはずなんだ.
https://www.nintendo.co.jp/wiiu/interview/agmj/vol1/index.html
ゲーム開発の手順で,「まず企画書を作る」ってよく聞くと思うんだけど,個人で作る分には企画書は不要.
いきなりゲームを作り始めちゃってOK.
手順について詳しくみていきたいと思う.
いきなりUnity を使って簡易的なグラフィックでゲームの基礎を作る
「いきなり」っていうのは,本当にいきなり作り始めちゃう.
プログラミングとか Unity の操作とか,勉強しないといけないことはいろいろあるんだけど,そんなものはゲームを作りながら覚えちゃえばOK.
Unity などのゲーム制作ツールには,球とか直方体とかカプセル形とか,手軽に使える簡易的なグラフィックが用意されているから,まずはそれを使ってゲームの基礎部分を作っちゃう.
タイトル画面とかエンディングとかは最後に用意すれば良いので,まずは一番大事な「ゲーム本体」部分から作っちゃうのがコツ.
今の時代,ゲームの作り方なんてインターネットで調べればたくさん情報が出てくるから,わからないことがあったらすぐに調べていけば,初心者でも作れちゃうってわけ.
Unity 公式がチュートリアルとかも用意していたりするから,まずはそういうのから始めてもOK .
徐々に絵素材や音の素材,UI を付け加えていく
ゲームが動くようになってきたら,徐々に絵の素材や音,UI を付け加えていく.
簡易的なグラフィックだけだと作っていても飽きてきちゃうし,プログラミングにも疲れてきちゃう.
そんなタイミングで.素材を用意していくのがオススメ.
徐々に付け加えていくっていうのがコツで,プログラミング,素材の準備,テストプレイを交互にやっていく.
一つの作業だけやっていると煮詰まったり飽きたりしちゃうので.

テストプレイとデバッグを重ねて完成品に近づける
ゲームを作っていて重要なのはテストプレイとデバッグ.
テストプレイっていうのはゲームが面白いかを確かめたり,バグがないかを探したりするためにゲームを遊んでみること.
デバッグっていうのは,バグが見つかった時に,そのバグを解消するためにプログラミングをすること.
これをたくさん重ねることで,面白くてバグがない,つまり他の人が遊んでくれるゲームに近づいていくってわけ.

おわりに
ゲームを作る手順を大まかにまとめてみた.
意外と自分にもできそうって思ってくれた人がいたらそれでこの記事の役割は達成.
