繰り返し
前回、前々回と条件分岐の if 文、switch 文を紹介してきました。
今回は、繰り返しについて紹介します。
繰り返しとは、一度処理が下まで進んだのち、また上に処理を戻すことを言います。
複数回同じ処理を実行したい場合や、ユーザーが閉じるを押すまで永遠にループしたい場合(特殊な例ですが)など、色々な場面で使用します。
while 文
繰り返しにもいくつか種類があるのですが、今回は while 文の紹介です。
以下のような構文で繰り返しを実現します。
while( /* 条件式 */ )
{
// くり返す処理
}
() 内の条件式が真の時、{} の中身を繰り返し実行します。
条件式は if 文と同じ条件式が使用できます。
それでは具体的なプログラムを見てみましょう。
int x = 0; // x を 0 で初期化
// x が 0 より小さい間繰り返す
while( x < 0 )
{
printf( "%d¥n", x );
x++;
}
のような感じで使用します。
ココがポイント
繰り返しには while を使用する
do〜while 文
while 文の派生として、do〜while 文というものも存在します。
使用頻度はそれほど多くないですが、紹介しておきます。
while 文との違いは、条件式の評価を処理を実行した後に行うという点が違います。
つまり、do〜while で囲んだ中身が、必ず一回は実行されるという特徴があります。
以下のような形です。
int x = 0;
do
{
printf( "%d¥n", x );
x++;
}
while( x < 0 );
ココがポイント
do〜while は後評価。必ず一回は処理が実行される