デスクライトよりオススメ.モニターライトという選択肢
モニターライトという製品をご存知だろうか?
要するにモニターの上に設置して手元を全体的に照らすために使用するのだが,これが意外と便利だったので紹介してみる.

家の照明,モニターの光では足りない
あなたはデスクを部屋のどこに設置しているだろうか?
おそらく照明に背を向ける形で,部屋の隅に置いているものと思う.
つまり,照明が自分自身で遮られて,手元が暗くなっているはずだ.
モニターからの光が一応出ているんだけど,この光では足りない.
PCを使う分にはブラインドタッチが基本なので手元が明るくある必要はないと思うかもしれないが,そうでもない.
実際に仕事をしていると,参考書を見たりメモをとったり書類を見たりと,何かと手元のものを見る機会は多いはずだ.
厚労省によると,デスク上手元の明るさは 300ルクス以上とされている.
これは一般家庭においては蛍光灯のあかりの強さ程度であり,当然影となっていてはこの明るさに到達できない,
なので,別途照明が必要なのである.
なお,オフィスで仕事をしている分には大抵の場合この製品は不要である.
最近のオフィスは,全ての席で光の量が人間が仕事をするのにちょうど良い強さに設定されているのである.
ココがポイント
ライトがないと暗くて目に悪い.ライトは必要.
デスクライトは邪魔.モニターライトはスッキリ
モニターライトの良いところは,ライトとしての機能を果たしながら,デスクの上がスッキリするということが魅力なんだ.
これは思いついて製品化した人を讃えたい.
PCを使っている人で,デスクの上に照明を置く時代はとうに終わった.
アーム的なもので照明を設置している人もいるとは思うが発想は惜しかった.
ココがポイント
モニターの上におけるのでデスクの上がスッキリ.

BenQ は高い.他のメーカーで十分なクオリティ
この製品を発明したのは(たぶん)BenQ .
PC用のモニターなどで有名なメーカーだ.
なので BenQ のモニターライトを買うのが一番良いのだが,なにせ BenQ のモニターライトは高い.
だいたい 1万円くらいの価格設定になっている.
おそらく価格相応のクオリティはあるのだろうが,照明に 1万円は正直高い.
他のメーカーからパチモンが出ているので,ポイントさえ押さえておけばそれで十分だ.
そちらであればそこそこの値段( 4000 円くらい)で十分な品質のものが手に入る.
ココがポイント
オリジナルの BenQ は高い.ポイントを抑えて安いものを選ぼう.
選ぶポイントは2つ
他メーカーのそこそこの値段(4000円くらい)のものを選ぶのが良いと言ったが,
選ぶポイントが2つだけあるので記しておく.
調光機能があるか
1つ目は調光機能だ.
ここでいう調光は以下の 3つの機能を含んでいる.
- 光の角度を調整できる
- 光の色味を調整できる
- 光の強さを調整できる
の3つが必要なので注意して欲しい.
角度が調整できることで,モニターに光をあてない(直接の反射光が目に入らない)ようにし,目の疲れを防ぐことができる.
目を疲れさせないために明るくしているのに,直接反射を目に入れて目を痛めつけるのは本末転倒だ.
光の色味と強さも調整できた方が良い.
調整できないタイプを買い,自分の好みの色味,強さじゃなかった時は致命的だ.
なので調整機能も必須といえる.
ちなみに高級品についている自動調光機能はいらない.
こっちで好みの明るさにしたのに勝手に変えられたらたまらない.
これはない方が良い機能だ.
ココがポイント
光の角度・色味・強さの調整機能が必要.
USB給電タイプか
ここは好みの問題にもなるのだが,USB 給電タイプがオススメだ.
どうせ PC のモニター上に設置するので,その配線と一緒にPCから給電できる USB 給電が良い.
大抵は USB 給電だろうからあまり気にする必要はないかもしれないが一応注意しておいた方が良い.
いざ届いてみたら電源プラグ一個消費するなんて目も当てられない.
ココがポイント
USB給電がおすすめ
筆者が購入した商品とオススメの商品
ちなみに筆者が購入したのはこのメーカーのものなのだが,
記事を書いている時点で在庫切れになっている.
欲しい機能を兼ね備えて 4000 円弱と完璧な商品だったのだが,在庫切れは残念だ.
代わりになりそうなものを見繕ったので参考にして欲しい.
それがこちら.
欲しい機能が入っていて4000円強.
自動調光機能はついているが,オフにできるとのことなので安心して欲しい.
ビデオ会議の照明には不向き
ちなみにビデオ会議用の照明には不向き.
光量が足りない & 角度が可動域外(もともと顔方向に向けないつくりなので).
ビデオ会議には女優ライト(リングのライト)が必須.
