まとめ
- ドット絵を量産したので,自分流の手順をまとめてみた
ドット絵の描き方の大まかな手順
自分的に一番描きやすい手順はこんな感じ.
描くドット絵
参考として,今回描くドット絵はこれ.
シューティングゲームを作っているので,
戦闘機を描いてみた.
この程度であれば,自分のような素人でも描ける.
逆に,このくらいのクオリティでよければ
参考になると思うので, 見ていってほしい.
解像度を決める
出来上がるドット絵の解像度を決めるのが第一段階.
解像度が低いほど,デフォルメされて可愛い感じに.
解像度が高いほど,情報量が多く,リアルな感じに近づく.
完成するドット絵のイメージに合わせて選択する.
ちなみに今回は 64 * 64 で描いた.
以降の手順でシルエットを描きながら,
完成図をイメージして,試行錯誤しても良い.
シルエットを描く
まずはシルエットを描くのがオススメ.
こんな感じ.
シルエットがきれいであれば,後は割と適当でもそれっぽく見える.
逆にシルエットがおかしいと後をどんなに頑張っても駄目.
自分としては,
ドット絵の完成度を左右するのは,
シルエットが8割,色使いが1割,残りが1割のイメージ.
*1
なので,ここを一番時間をかけるつもりで頑張って描く.
ここは頑張って描くしかない.
参考画像を画像検索(今回であれば「戦闘機」で検索)してよーく見て,
全体のバランスを意識しながら描くのが多分正攻法.
自分的には,
完成図とぜんぜん違う色を使って描いて,
シルエットだけで描きたいものが判別できるようになるまで
試行錯誤する,ということをやっている.
ざっくりディティールを描く
シルエットが完成したら
ほぼ完成したと言っても良いが,
次の手順としては,ざっくりディティールを描いていく.
完成したときの色に近い色をおいていくイメージ.
参考としてはこんな感じ.
色は割と適当だが,
あまり彩度が高い色を使うと素人感がすごいので,
淡い色,グレーに近い色を使うのがオススメ.
まぁ完成形の雰囲気によるし,
あとで画像編集ソフトなどでいじってしまえば良いので,
この時点では深く考えなくても良いかもしれない.
このとき,シルエットの一番外側を
輪郭線としてなぞっても良い.
解像度がある程度高くないとできないが,
なんか情報量が増えてマシに見える,気がする.
ディティールを埋める
このままだと情報量が少なくてのっぺりしているので,
次にさらにディティールを埋めていく.
プラモデルでいうところの,
デカールとかスミ入れとかをしていくイメージ.
*2
こんな感じ.
情報量が増えるとそれっぽく見える.
これも解像度次第で,
解像度が低いとそもそもあまりディティールを書き込めないはず.
逆に解像度が高いと,
ここをしっかりやらないと,のっぺり感が拭えなくなる.
64 * 64 程度であれば,多少は書き込めて丁度よい.
陰影をつける
最後に陰影をつける.
これも割と適当でも,
それっぽく描いておけば,人間の脳がくみ取ってくれるような気がする.
こんな感じ.
一気に情報量が増えて,かっこよくなった.
これでほぼ完成形.
というか完成.
後半が適当作業でも,
やはりシルエットが決まっていればそれっぽく見える,
というのがわかってもらえたと思う.
おわりに
ドット絵を量産しているので,
手順に則っていないと試行錯誤の量が増えて大変.
なので自分なりの手順をまとめた.
誰かの参考になると良いなぁ.